ライムライト
ライムライトとは
※Xeo(ゼオ)とは
ライムライトの効果
〔表皮に対する作用〕
- ターンオーバー促進→キメの改善
- 停滞したメラニンの排泄→くすみの改善、美白効果
- 色素の濃い部分に反応→シミ・そばかすの改善
- 赤みの強い部分に反応→ニキビ・ニキビ痕の赤み
〔真皮に対する作用〕
- 拡張した血管に反応 →毛細血管拡張症の改善
- 線維芽細胞、真皮コラーゲンへの熱作用→コラーゲン増生、肌の質感、ハリの改善、毛穴の開きの改善
ライムライト…こんな方におすすめ
- シミ・そばかすが気になる
- キメの乱れが気になる
- 小ジワが気になる
- ニキビ痕を改善したい
- 赤ら顔が気になる
アキュティップ
アキュティップとは
アキュティップの効果
- シミ・そばかすの改善・毛細血管拡張症の改善
アキュティップ…こんな方におすすめ
- ポイントで特に気になるシミがある
- 小鼻や頬などに毛細血管が浮き出ている
ライムライト・アキュティップの施術の流れ
料金
ライムライト
部位 | 価格 (税込) | ||
---|---|---|---|
毎回 | 5回セット | ||
全顔 | 11,000円 | 50,000円 |
- 5回セットの契約期間は、契約日から1年間となります。
「ライムライト」 トライアル(お一人様一回限り):全顔 税込 9,900円
アキュティップ
部位 | 価格 (税込) | |
---|---|---|
毎回 | 3回目以降またはライムライト施術時 | |
希望部位 |
1エリア(直径5㎜の円=約20平方ミリ)につき2,200円 |
1エリア(直径5㎜の円=約20平方ミリ)につき1,100円 |
ライムライト・アキュティップの治療間隔と回数
4~5週間おきに3~5回ほど続けることで、紫外線や老化による肌の色むら、質感の乱れを改善し、理想の肌状態へ導きます。個人差がありますが、通常1回の治療では劇的な効果は期待できず、繰り返し行うことで効果が現れてきます。気になる症状が改善した後は、効果を維持するために、3ヶ月に1回程度の割合で施術を受けられることをお勧めします。
ライムライト・アキュティップの施術後に起こりえる皮膚反応
赤みやほてり
施術後は、お肌が多少赤くなったり、ほてり感を感じることがありますが、通常は数時間で落ち着いてきます。気になる場合はアイスパックなどでクーリングをしてください。万が一、症状が続くようでしたらクリニックまでご連絡ください。
かさぶた(マイクロクラスト)
シミ、そばかすの部分がマイクロクラストという薄く細かいかさぶたになることがあります。この場合は普段よりもシミやそばかすが濃く見えるので、気になる場合はコンシーラーを使うことをお勧めします。マイクロクラストは通常1週間程度で自然にはがれますので、決して擦らずにそっとしておいてください。念のため、大事なご予定がある場合は、その2週間以上前に治療を受ける事をお勧めします。
白ニキビ
毛穴が引き締まることで、白ニキビが出来ることはありますが、1週間程度で落ち着きます。
ライムライト・アキュティップの施術前後の注意事項
効果的かつ安全にライムライト・アキュティップの施術を行っていくため、以下の点に十分ご注意ください。
入浴について
シャワーは当日から可能です。湯船につかる入浴やサウナ・温泉・岩盤浴などは施術当日はお避けください。また洗顔時は泡で優しく洗うよう心掛けてください。
紫外線対策を十分に行ってください。
施術前後に強い日焼けをすると予期せぬ副作用の原因になりますので、日焼けには十分ご注意ください。
安全のため、日焼けをした場合は施術は最低2週間はあける必要があります。状態によっては4週間以上あける方が良いこともありますので、予約後に日焼けをしてしまった場合は必ずご連絡ください。
なお、日常的な日焼けはお肌の老化を進行させ、小ジワやシミの原因にもなりますので、治療期間外でも十分な紫外線対策を行うことをお勧めします。
ライムライト・アキュティップ|よくあるご質問
※シミ、そばかすの診断と治療
シミにはいくつか種類があり、それに応じて治療法も異なりますので、正確な診断を無くして効果的な治療は行えません。ライムライトは日本人のシミに有効と言われていますが、シミの種類によってはほとんど効果が無い場合もありますので、気になる方はまず一度診察をお受けください(診察料は無料です)。その他の治療が有効と思われる場合は診察時にご案内します。
一口にシミといってもいろいろありますが、ここでは代表的なシミとその特徴をあげてみます。
日光性色素斑(光老化)…ライムライト・アキュティップ適応:○
長年紫外線にさらされた顔や腕、手の甲などによくみられる褐色から黒褐色の円形のシミです。このシミは原因が紫外線にあると考えられていて、加齢とともに誰にでもできます。初老の頃から顕著になりますが、早い人は20代頃から出現します。ライムライトやアキュティップの良い適応ですが、性状により効果は異なります。理論上は濃く、小さい程反応しやすいと考えられます。1cm以上の大きめのものは、複数回かけて少しずつ薄くなっていことが多いです。
脂漏性角化症(老人性疣贅:ろうじんせいゆうぜい)…ライムライト・アキュティップ適応:△
表面が盛り上がったシミです。色の濃さや形態がバラエティーに富んでいます。一見日光性色素斑のように見えるシミをよく観察すると、わずかにイボ状に盛り上がっているということもよくあります。
皮膚科の教科書では、老人性色素斑は色素異常、老人性疣贅は皮膚良性腫瘍と分類されますが、角化細胞の異常という点で両者は本質的に同じものと考えることができます。ライムライトやアキュティップで色調が薄くなることは期待できますが、隆起は改善できないため、あまり盛り上がっていないものが治療の対象になります。
そばかす(雀卵斑)…ライムライト・アキュティップ適応:○
遺伝傾向のあるシミで、幼少期から2~3㎜の細かい褐色斑が顔の両側に多発します。鼻にも存在するのが特徴です。ライムライトやアキュティップの良い適応ですが、再発しやすいため施術前後の紫外線対策が大変重要です。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)…ライムライト・アキュティップ適応:×
後天性真皮メラノサイトーシス(略してADM)は、比較的新しい概念のシミです。一般的なシミはメラニンが表皮内で増えているものが多いのに対して、ADMでは真皮内で増えているのが特徴です。典型的なADMは、20歳以降に両側の頬に小さい斑点状のシミとして出現します。両側の額の生え際や両側の下まぶたに地図状に広がることもあります。メラニンが皮膚の奥(真皮)に存在するため、通常のレーザー・光治療では治療できず、ライムライトやアキュティップの適応にはなりません。ライムライトのモードを工夫すると、少しだけ反応する可能性がありますが、一般的には専用のシミ取りレーザー(Qスイッチレーザー)による治療をお勧めします。
炎症後色素沈着症…ライムライト・アキュティップ適応:×
ニキビが潰れたあと、皮膚をかきむしったあと、ケガが治ったあとのシミ(色素沈着)です。これは炎症による刺激で発生したシミですから、まずは低刺激な治療を心がけます。
肝斑(かんぱん)…ライムライト・アキュティップ適応:△~×
このシミは両頬部に左右対称に、場合によっては口の周囲や眉間のあたりにも出現することがあります。くすんだ色をした境界不明瞭なシミで、広がり方は人によって様々ですが、上下まぶたの薄い皮膚の部分には生じません。30~40代以降の女性によく見られ、アジア人に多いのが特徴です。発症の原因はまだよく分かっていませんが、女性ホルモンが関与していること、紫外線に非常に敏感であることは知られています。また、洗顔や化粧などの顔をこする行為が肝斑を悪化させることも分かっています。肝斑はレーザーや光治療器で強力なエネルギーで照射すると一時的に濃くなることが多いため、通常はレーザーや光治療を行うことはあまりありません。最近はQスイッチレーザーによるレーザートーニングという治療も普及してきましたが、照射条件によっては白斑を生じる可能性があるので、当院では保存的治療を第一選択としています。日光性色素斑やそばかすなどレーザー・光治療な有効なシミと肝斑が混在している場合には、まずトラネキサム酸やビタミンCの内服療法を行い、肝斑を改善させた上で治療を行っていきます。なお、ライムライトには肝斑用の治療モードもありますが、内服療法の併用が前提になります。