ビタミン注射・点滴・予防接種

 ビタミン(vitamin)とは 私たちの体の中ではつくることができず、食物から摂取しないと欠乏してしまう栄養素で、vital(バイタル:生命の維持に必要な)とamine(アミン:窒素 が入った化合物の一種)がくっついた言葉です。推奨量や目安量が算定されているビタミンは 13 種類で、脂に溶けやすい脂溶性ビタミンと水に溶けやすい水溶性ビタミンがあります。脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、K、水溶性ビタミンはビタミンB1、B2、B3、B5、B6、B12、ビタミン C、ビオチン、葉酸 があります。

 ニキビや口角炎、口内炎などのお肌のトラブルは、ストレスや生活の乱れ等によるものだけでなく、食生活の乱れなどによるビタミンB群などの摂取不足が原因のことも多いです。現代人では、約7割が一日の野菜摂取基準量である350gを満たせていません。野菜やくだものに多く含まれるビタミンCを代表とする抗酸化物質の不足はシミ、しわ、たるみといった皮膚の老化や、動脈硬化などの血管の老化も早めてしまいます。また、喫煙などはビタミンCを消費してしまいます。お肌の老化予防にもビタミンは大きく関与していると考えられるため、アンチエイジングのためにも定期的な摂取が重要と考えられます。

 当院では美肌に効果があるといわれている以下の水溶性ビタミンを独自の調合でブレンドし、疲労回復や美肌、シミなどに効能のあるビタミン注射や点滴のメニューを用意しております。ビタミン注射点滴をお考えの方は、広島市中区のルネッサンス並木美容皮膚科にお任せ下さい!

ビタミンの種類 1日の推奨量/上限 効果・効能
B1(チアミン)

1~1.4mg

/上限なし

疲労回復、二日酔い、筋肉痛、神経痛、関節痛、末梢神経炎、便秘等の胃腸運動機能障害、術後腸管麻痺、浮腫など

B2(リボフラビン)

1~2mg

/上限なし

口角炎、口内炎、ニキビ、湿疹、エネルギー産生、発育促進、粘膜・髪・爪などの細胞再生、脂質代謝
B3(ニコチン酸アミド、ナイアシン)

11~15mg

/上限300~350mg

口角炎、口内炎、舌炎、皮膚炎、湿疹、メニエール
B5(パントテン酸)

4~5mg

/上限なし

皮膚炎、脱毛、副腎障害、末梢神経障害、成長促進、易疲労感、食欲不振
B6(ピリドキシン)

1.2~1.6mg

/上限40~60mg

口角炎、ニキビ、糖新生、セラミド生成、舌炎、うつ
B7(ビオチン)

50μg

/上限なし

皮膚や粘膜・爪・髪の健康維持、脱毛、湿疹、皮膚炎、ニキビ、結膜炎、筋肉痛、疲労感、食欲不振、味覚異常、不眠、神経障害など
B12(シアノコバラミン)

2.4μg以上

/上限なし

巨赤芽球性貧血、脊髄や脳の白質障害、末梢神経障害、しびれや知覚異常症状
C(アスコルビン酸)

100mg

/上限なし

強力な抗酸化作用をもち、風邪・がん・老化予防、肌のシミ・ハリ改善、ニキビ、壊血症など。高濃度点滴なども行われる

注射の種類 効果・効能 値段
ニンニク注射マイルド レギュラーで注射時のにおいが気になる方に*  1,500円
ニンニク注射レギュラー 疲労回復、二日酔いなど  1,500円
美白注射 ビタミンC1000mg、Lシステイン80mg含有。シミ、肝斑、日焼け前後など  1,500円
ビタミンC強化美白 ビタミンC2000mg、Lシステイン80mg含有。  2,000円
美白+ニンニク注射 美白注射とニンニク注射レギュラー両方の効果が欲しい方に  2,000円
ビタミンC強化美白+ニンニク注射 ビタミンC強化美白+ニンニク注射レギュラー  2,500円
美肌注射 ニキビ、口角炎・口内炎、乾燥肌・混合肌、お肌のハリなど総合的な肌改善  2,500円
美肌スペシャル 美肌注射にさらにビタミンB2、B6、B7を追加増量  3,000円

*注射時に、血液の中をビタミンB1がめぐることでニンニクのような特有の香りを感じますが、注射を受けているご本人以外はにおいません

 

ビタミン注射|よくあるご質問

ビタミン注射には即効性はありますか?

 口から摂取したビタミンは、消化管を通るときに吸収され、その後、肝臓で分解・代謝されてから全身をめぐるため、体への効果はすこし時間がかかります。そして、すべてが吸収されるわけではありません。注射の場合、たくさんのビタミン全てをすぐに全身に供給出来るため、早さ、効果は経口摂取に比べて圧倒的に早く、高いです。

 ただし、疲労回復のニンニク注射などはすぐに効果を実感していただけますが、お肌に関しては時間をかけて徐々に改善されていくものなので、美肌効果を実感して頂くには週に1回程度をある程度の期間継続していただくことがオススメです。

ニンニク注射ってにおいますか?

 注射液の成分のビタミンB1が血液の中をめぐることで、ニンニクのような特有の香りを感じることがありますが、それは注射を受けられているご本人にしか感じないにおいであり、他の人ににおうことはありません。また、ビタミンB1投与により体がくさくなることもありません。

 ちなみに、この注射の際のにおいがニンニク注射の名前の由来です。

ビタミン注射を打つことで何か副作用はありますか?

 脂溶性ビタミンの過剰摂取による毒性は有名で、サプリなどもあまりありません。水溶性ビタミンは比較的安全とされておりますが、中には過剰摂取による症状が出るものもあります。また、高濃度の薬液を静脈注射することによって血管痛や静脈炎などを引き起こすことがあります。そういったことが起こらぬよう、ビタミン量や濃度なども計算した上で投与を行っております。

 ただし、注射ですので、特に血管が細い方で針を刺すことが困難であったり、途中で針が抜けてしまったり、内出血を起こすことがあります。また、ごくまれにアレルギーを起こす可能性もあります。

ビタミン注射の時間はどれくらいですか?

 初診の方は5~10分程度の問診を行っておりますが、注射の時間自体は数分です。

 

点滴

点滴の種類 効果・効能 値段
白玉点滴

抗酸化作用が強く、老化予防・美白効果が高いと噂のグルタチオンを高濃度配合

大人気です!

  800mg   5,980円

1200mg 7,980円

1600mg 9,980円

(+500円でビタミンC2000mg追加)

美白スペシャル点滴 ビタミンC3000mg、Lシステイン80mg、トラネキサム酸500mg含有  5,000円
美白DX点滴 美白スペシャルにさらにグルタチオンを600mg追加配合  8,000円
美肌プレミアム点滴 大人気の美肌スペシャル注射にさらにビタミンB2やCなどを強化配合  5,980円
ルネッサンスオリジナル点滴

美肌ビタミンB2、B6、Cなどにグルタチオン600mgを追加した欲張りメニュー

美白、美肌効果に加え疲労回復効果も見込めます

 8,000円
リカバリー点滴 二日酔い・肝機能増強・慢性疲労に  5,000円
マイヤーズカクテル

風邪・インフルエンザ、全身倦怠・疲労、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、こむら返り、生理不順、更年期症状、不眠、うつ症状など

 7,000円

点滴5回セットチケット:上記点滴全種類が4回分の料金で5回受けていただけます。

ビタミン点滴|よくあるご質問

ビタミン注射とビタミン点滴では何がちがいますか?

 ビタミン注射でも十分な量のビタミンを含有していますが、さらに多くのビタミンやその他の有効成分を入れようとすると、注射の項でも述べさせて頂いたように、高濃度薬液の静脈注射によって血管痛や静脈炎などを引き起こすことがあります。そこで、より多くの用液を入れることのできる点滴であれば、高用量のビタミンも薄めて安全に入れることが可能となります。

 つまり、ビタミン点滴の方が注射よりも多くのビタミンなどの有効成分を入れることが可能です。

ビタミン点滴・美容点滴の時間はどれくらいですか?

 ビタミン注射同様、初診の方は5~10分程度の問診を行っております。点滴自体のお時間は30分程度です。

 リクライニングチェアでゆっくりと過ごして頂けます。

ビタミン点滴はビタミン注射よりも副作用が出やすいですか?

 注射よりも副作用が出やすいといったことはありません。副作用の内容は注射と同様、ごくまれに血管痛や静脈炎などを引き起こすことがあります。特に血管が細い方で針を刺すことが困難であったり、途中で針が抜けてしまったり、内出血を起こすことがあります。また、ごくまれにアレルギーを起こす可能性もあります。

白玉点滴・グルタチオンってなんですか?

 グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸から成るペプチドのことです。強力な抗酸化物質であり、シミシワたるみや体の老化の原因である、活性酸素を取り除くことで老化予防やメラニン産生抑制作用による美白などの効果を有します。また、ビタミンCを活性化させる作用や解毒作用などもあります。肉類(特にレバー)、ホウレンソウ、キャベツ、パセリ、キュウリ、カボチャ、トマト、 エノキタケ、赤貝などに多く含まれるとされています。ビタミンCと摂取することでより効果的になると考えられます。

 近年では、米国の歌姫がこの点滴により白くなったと噂され有名になりました。

マイヤーズカクテルって?

 米国のDr. John Myersが30年以上にわたり慢性疲労、喘息、うつ病などの患者さんに投与し効果を上げていた、ビタミンやミネラルをカクテルした点滴が由来です。1984年に亡くなり、その後アメリカホリスティック医学協会元会長のDr. Allan R Gaby が現代医学のエビデンスに合わせて改変し、その点滴で功績を残し、Alternative Medical Review誌にマイヤーズカクテルとして紹介したことから、全米各地の統合代替医療や自然療法の医師が臨床で処方するようになりました。

 ビタミンB群、Cとカルシウム、マグネシウムといったミネラルを多く含む点滴は、疲労回復や、かぜ・アレルギーなどへの抗炎症効果があると同時に、美肌効果やアンチエイジング効果が期待できます。

 具体的には、気管支喘息、偏頭痛発作、全身倦怠・疲労、慢性疲労症候群、線維筋痛症、うつ病、こむら返り、急性上気道炎、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、心不全、狭心症、慢性蕁麻疹、甲状腺機能亢進症、生理不順、麻薬の禁断症状、耳鳴、自律神経障害、不定愁訴症候群、インフルエンザ、アスリートの運動能力向上と幅広い効果効能を有すると言われています。

 

予防接種

種類 値段
インフルエンザ予防接種 2,500円

インフルエンザ予防接種|よくあるご質問

インフルエンザワクチンの予防接種は効果がありますか?

 平成11年度の厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究」の報告によると、65歳以上の老人福祉施設・病院に入所中の高齢者において、34~55%の発症を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったとされています。

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスが口や鼻から侵入し体内で増殖することで発症します。感染後、数日の潜伏期間を経て発熱やノドの痛み等の症状で発症しますが、ワクチン接種をすることである程度発症を予防でき、発症した場合でもこれらの症状を軽くできるといわれています。予防接種していない場合でも、インフルエンザ発症後1週間程度で多くの方は軽快しますが、肺炎や脳症等へ重症化し、まれに死亡することもある怖い病気です。もともと病気をお持ちの方や高齢者などでより確率が高いといわれています。ワクチン接種をすることでこれらの重症化も予防効果があります。
 つまり、インフルエンザワクチンを予防接種すると、インフルエンザにかかりにくくなり、かかったとしても症状が軽く、肺炎や脳症などの重い合併症になる可能性を減らすことができるということです。

インフルエンザ予防接種を去年受けましたが、今年もしたほうがいいですか?

 インフルエンザワクチンの効果は接種2週後から5か月程度までといわれていますので、去年予防接種しても効果がきれていると考えられます。また、インフルエンザワクチンはシーズン毎に流行が予測されるウイルスに合わせ製造されます。

 したがって、インフルエンザワクチンの予防接種は毎年受けた方がよいと考えられます。

インフルエンザ予防接種はいつまでにしたほうがいいですか?

 日本国内においてインフルエンザは12月~3月頃に流行し、ピークは1月~2月といわれ、広島でも流行時期は同じと考えられます。ワクチン接種の効果があらわれるのに2週間程度かかるため、遅くとも12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。

インフルエンザワクチンに副作用はありますか?

 受けられた方の10~20%に注射部位付近の赤み・腫れや痒み、痛みがでますが、通常2~3日で消失します。全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気、倦怠感などがみられます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。

 ごくまれにアレルギー症状として、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、赤み(発赤)、掻痒感(かゆみ)、呼吸困難等)が見られることもあります。これらは即時型アレルギーによるもので、接種後すぐに起こることが多いため、接種後30分間はなるべくアレルギーを誘発しないよう安静にして頂くことをお願いしています。帰宅後に異常が認められた場合などには、速やかに医師またはお近くの医療機関にご連絡ください。また、インフルエンザワクチンは鶏卵を利用してつくられるため、卵アレルギーのある方は特に注意が必要です
 予防接種後の重篤な反応として、ギラン・バレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、血小板減少性紫斑病等が報告されていますが、いずれもインフルエンザワクチンとの直接の因果関係は明らかではありません。また、インフルエンザ予防接種後に毎年1~3名程度の死亡例が報告されていますが、こちらもインフルエンザワクチンと直接の因果関係は今のところないとされています。

こどもと大人とではインフルエンザ予防接種のしかたは違いますか?

厚生労働省によると、インフルエンザワクチンは年齢によって以下の接種量、回数が推奨されています。

  1. 6か月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種
  2. 3歳以上13歳未満の方 1回0.5mL 2回接種
  3. 13歳以上の方 1回0.5mL 1回接種

※1.1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいて差し支えありません。

※2. 13歳以上の基礎疾患(慢性疾患)のある方で、著しく免疫が抑制されている状態にあると考えられる方等は、医師の判断で2回接種となる場合があります。
※3. 一部のワクチンは、1.については「1歳以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種」となります。

予防接種を2回される方は、インフルエンザワクチンの場合は1回目の接種後1~4週間ほど間隔をあけていただければ2回目の接種は可能です。ただし、免疫効果を考慮すると、生後6か月~13歳未満の方は2~4週間、13歳以上の方(希望時のみ)は1~4週間あけることが望ましいといわれています。

おたふくかぜなどの他のワクチンとの併用はできますか?

ワクチンには大きく分けて不活化ワクチンと生ワクチンの2種類に分かれます。

不活化ワクチン:肺炎球菌、インフルエンザ、A型肝炎、B型肝炎、破傷風、日本脳炎、髄膜炎、ヒトパピローマウイルス

        DPT-IPV(四種混合ワクチン)、DPT(三種混合ワクチン)、DT(二種混合)、Hib(インフルエンザ菌b型)

生ワクチン  :麻疹、風疹、MR(麻疹風疹)、BCG、おたふくかぜ、水痘、ロタウイルス、黄熱など

 

厚生労働省からの通達によると、他の予防接種を併用する場合、不活化ワクチン接種後は1週間(中6日)空けて、生ワクチン接種後は4週間(中27日)空けることとされています。つまり、日本脳炎(不活化ワクチン)予防接種後は1週間空ければ他の予防接種を受けることが可能ですし、MRワクチン(生ワクチン)予防接種後は4週間空ければ他の予防接種を受けることが可能です。

なお補足ですが、日本小児科学会によると、複数のワクチン(生ワクチンを含む)を同時に接種しても、それぞれのワクチンに対する有効性について、お互いのワクチンによる干渉はないとされ、その場合にそれぞれのワクチンの有害事象、副反応の頻度が上がることはないとされています。また、同時接種において、接種できるワクチン(生ワクチンを含む)の本数に原則制限はないともされています。

予防接種後に入浴はしてもいいですか?

接種後の入浴で問題となるのは衛生状態です。昔の日本は家にお風呂がなく大衆浴場などに入られる方が多かったため、入浴は避けるべきとされていましたが、現代の衛生環境であればまず問題ないと思います。どうしても心配な方はシャワーで済まされると良いと思います。

次に問題となるのは、インフルエンザワクチンによるアレルギーです。特に1時間以内はショックやアナフィラキシーといった強いアレルギー症状を出す方がまれにいらっしゃいます。元気なときであればインフルエンザ予防接種は問題ないというような方でも、体調が良くなかったり疲れているとき、心臓がドキドキするような負担がかかるとき等にアレルギーが強く出てしまうことがあります。ですから、入浴されるのであれば、予防接種後1時間以上空けてからのほうが安心だと思います。その際、熱いお湯だとからだが疲れてしまうため、ぬるま湯の方がより安心だと思います。また、注射した部位を強くこすらないように注意してください。

以上のことをまとめると、インフルエンザ予防接種後は1時間以上あけてから、ぬるめのシャワーが安心だと思います。

広島市内だけでもクリニック毎に値段が違いますが、ワクチンの効果が違うのですか?

現在の日本の医療体制において、診療請求額の大半は保険診療でまかなわれており、保険診療の請求額は、日本の場合は厚生労働省で定められているため、どこの病院・クリニックに受診しても、診療や検査の内容が同じであれば医療費も一律同じ料金のはずです。一方、美容医療の診療費や、一部のワクチン予防接種などは自由診療とよばれ、値段を国が定めている訳ではないので、同じ治療や施術を受けてもクリニック毎に値段が違います。つまり、マッサージやエステや美容院や飲食店などが店毎に値段が違うのと同じです。

インフルエンザワクチンの予防接種は自由診療にあたるため、クリニック毎に値段の設定が変わってきますが、ワクチンの内容が変わるということは基本的にはないはずです。